Skyrim

xTranslatorで無料OpenAIを使って翻訳する方法【MOD翻訳LocalLLM】

前置き

SkyrimやFallout4などで使われているxTranslatorですが、APIによる翻訳サービスを利用した翻訳が可能です。
(GoogleやDeepLなど)
ですが、Googleは質が悪く、DeepLやOpenAIはトークン制限や有料のため数が多くなるとなかなか不便です。

まあ、普通にMODを翻訳するだけならDeepLでも十分ですが、私がリリースしているBatch file creation tool for xTranslator – MTAを利用してModlistを翻訳した場合に、制限に引っかかってしまう可能性があります。
※一括翻訳アシストツールです

そこで、LocalLLMを利用してなんとか翻訳できないかと試行錯誤をしていました。
Plamo翻訳というサービスが出ていて、こちらのLLMが質が良く無料出会ったため、色々調べて挫折したのが数ヶ月前。
Plamo翻訳

先日、下記の記事を見て有用な情報にたどり着くことができたためもう一度チャレンジしてみました。
結果はPlamo翻訳では無理でしたが。

どうでもいいことをつらつらと書きましたが、要はLMstudioでLocalLLMを構築し、xTranslatorのリンク先をLocalLLMにします。
知識がない方は(私もないですが)よくわからないかもしれませんが、ダウンロードボタンポチポチするだけなので、xTranslatorのAPI翻訳をよく利用するのであれば試してみてください。

やり方

まず初めに私はプログラミングやAIの知識がまったくないため、誤った情報である可能性があることに注意。
ローカル環境でAIを動かすためそれなりのスペックが必要です。
性能にもよりますが、GPU16GB、メモリ32GBは必要だと思います。

インストール

CUDA:LocalAIをGPUで動かす場合必要なはず
https://developer.nvidia.com/cuda-11-8-0-download-archive
LMstudio:LocalAIダウンロードマネージャーみたいなもの
https://lmstudio.ai/
xTranslator:ご存知
https://www.nexusmods.com/starfield/mods/313

CUDAはインストールするだけ、xTranslatorはご存知かと思うので割愛
LMstudioをインストール時、モデルのダウンロードを聞かれるかもしれないためスキップ。
LMstudioが開くと思うので、左下のPowerUserをクリック。

左タイルの紫色の虫眼鏡マークをクリックして、Model Serchを開き、検索欄にOpenAIと入力し、右のGGUFにチェックを入れる。
検索結果のOpenAI’s gpt-oss 20Bを選択し、右下からダウンロード(2枚目の画像 画像ではUse in New Chat)

 

左タイルから緑色のマークをクリック
ウィンドウ上部のモデルを選択してくださいから、OpenAIを選択。
設定を画像のように設定。
status:runningを緑の状態に。
xTranslatorで翻訳利用したい場合は、右側のシステムプロンプトに「英語から日本語への翻訳を行い、出力は結果のみを返してください」といった文言を記入しプリセットを保存しておいてください。
これで、LMStudioはOK

チャットから会話してみましょう。
翻訳のみならず、ChatGPTと同じような感覚での利用も可能です。

APIKeyの取得

https://openai.com/ja-JP/api/
右上からAPIプラットフォームにログインします。
ログイン後、右上のAPIreferenceをクリック
Create new Secret Keyをクリックし、適当な名前をつけてkeyを生成します。
このとき表示されたSecret Keyは二度と見れないので、なにかに保存しておきましょう。

次に、xTranslatorのフォルダの中にあるMiscフォルダからApiTranslator.txtを開きます。
90行目にあるOpenAI_DefaultQuery=の=の後ろを削除して保存します。

xTranslatorを起動し、翻訳APIのオプションを開きます。
OpenAI_keyに先程のシークレットキー
OpenAI_Urlにhttp://localhost:1234/v1/chat/completions
OpenAI_Modelにopenai/gpt-oss-20b
を入力しOKを押します。

あとは適当なMODを開いて、API翻訳からOpenAI/ChatGPTを指定して翻訳すればLocalLLMでの翻訳が可能です。
手動でAPI翻訳をしながら、校正してもよいですし、数が多ければBatch file creation tool for xTranslator – MTAも試してみてください。
なぐり書きですが、誰かのためになれば幸いです。
ちなみに、別のモデルでも可能 ですが、モデルによっては上手くいかなかったりします。
別モデルを使いたい場合は、LMStudioの左タイルの赤いフォルダアイコンを開き、使いたいモデルを右クリック→デフォルト識別子をコピーして、xTranslatorの設定のOpenAI_Modelに貼り付けるだけです。
いい感じのモデルがあったら教えて下さい。

Youtubeもよろしくね

みずなくん。
今はスカイリムのMOD関係をメインに投稿しています。スカイリムMODチャンネルではないです。Twitchでも配信(稀)Discord:欲しいものリストです。 録画とMODでパンパンなのでご支援頂けると嬉しいです。Reshadeプリセットなど...
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